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Accessの販売管理システム - 顧客登録の便利な使い方

販売管理システム(売上仕入在庫管理ソフト)の使い方
顧客登録について
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Accessの販売管理システム - 顧客登録とは

リリ
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Accessで作成された販売管理システム(全体仕様)にある「顧客登録」って何?

 
SE
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顧客とは、言い換えれば売上先のこと、つまり、商品やサービスを購入してくださるお客様のことだよ。

お客様情報
お客様情報
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顧客の情報を詳しく管理できれば、適切な提案や対応ができるから、しっかり管理しなければいけないね。(メインメニューの[設定]タブにある[顧客登録]ボタンから開くことができるよ。下記ソフトの場合、便宜上、仕入先も顧客登録画面から入力します。)

顧客登録画面 基礎情報タブ
リリ
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いろんな項目があるんだね。

SE
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そうだね。顧客の名称や住所、連絡先などは必須項目だと言えるよ。その他にも、備考欄や登録日なども必要だね。長く商売していると様々な理由で取引ができなくなる顧客もでてくるから、「終了」欄もあると便利だね。

さらに、[付加情報]タブで、細かく分類などを設定したり関連ファイルも管理できるよ。

付加情報
[付加情報]タブ
リリ
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分類の標題もユーザが自由に変更可能なんだよね。

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さらに売上管理では、請求方法や締日や回収日の設定なども必要になってくるね。[売上設定]タブで売上関連の処理を行えるんだ。

顧客登録画面 売上設定タブ
[売上設定]タブ
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「請求形態」は、「単発」と「締め請求」がある。「単発」は売上伝票毎に毎回請求書を作成する方法、「締め請求」は1ヶ月毎に1ヶ月分の売上伝票をまとめて請求書を発行する方法だよ。

顧客との取引形態に合わせて設定してね。

リリ
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うん分かった。ところで、締日って何?

SE
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締日は、月単位で請求を行うときの締切日のことだよ。例えば、締日が「20日」の時、5月分の請求書を発行する場合、売上日が4月21日から5月20日までの売上金額を集計して、請求します。締日が「末日」の時は、5月1日から5月31日までの売上金額を集計して請求します。

リリ
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同じ請求月の請求書でも、締日が違うと集計する売上伝票の日付の範囲が変わってくるんだね。

SE
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そのとおりだよ。だから、締日は正確に設定しておかないといけないんだ。既定の値は、「自社設定」画面の[顧客]タブから行えるよ。

ポイント:締めの消費税計算方法

締め消費税の算出方法には二つの方法があります。
①1ヶ月分の税抜金額に消費税率をかけて算出する方法。
②1ヶ月分の各伝票の消費税を合算する方法。
端数処理の関係で①と②で数円の差額が生じることがあります。自社の業務に合わせて適切な方を選択してください。顧客登録画面の[売上設定]タブにある「締め処理の場合、締め税抜金額合計を元に消費税を計算する。」にチェックをつけると①の設定、チェックをつけないと②の設定になります。

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売上一覧の消費税と締め処理の消費税の金額を厳格に一致させたい場合は、「締め処理の場合、締め税抜金額合計を元に消費税を計算する。」のチェックをクリアしてから、締め処理を行ってください。(この点は、比較的サポートに問い合わせがある内容ですので、ご確認ください。)

リリ
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[仕入設定]タブには何があるの?

SE
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[仕入設定]タブも基本的には[売上設定]タブと同じように、仕入の支払の締日などの設定を行う画面になるよ。加えて、支払先の口座情報なども登録できるようになっているんだ。

[仕入設定]タブ
[仕入設定]タブ
リリ
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締日の設定の要領などは、売上設定と一緒なんだね。

無料でも利用できる便利な販売管理システム(売上仕入在庫管理ソフト)は下記から取得できます。

無料 売上管理ソフト フリー カスタマイズ対応型 販売管理
標準利用無料で、納品書や請求書を簡単に作成できる売上管理ソフト(カスタマイズ対応型 販売管理ソフト)を開発し提供しています。一括メール送信機能やRFM分析機能など、便利な機能もたくさんついています。カスタマイズ対応型 販売管理ソフトなので、ソース公開版もあります。

Accessの便利な使い方

リリ
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話は変わるけど、画面の下には[削除]ボタンがあるけれど、これはどんなプログラムで動いているの?

SE
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レコードを削除するには、いくつか方法があるけど、一番簡単なのはイベントプロシージャからマクロを使用して、レコードの削除を実行することかな。下記のような命令を書きます。

DoCmd.RunCommand acCmdDeleteRecord

RunCommandメソッドは、リボンなどにあるAccessの処理をコードが実行する時に使うものなんだ。このメソッドを利用して、acCmdDeleteRecord(レコードの削除)を実行する仕組みだよ。

一つ注意が必要なのは、フォームの「削除の許可」プロパティが「いいえ」になっているとこのメソッドは利用できないんだ。だから、削除前に「削除の許可」プロパティを「はい」にしてから、削除を実行して、その後、「削除の許可」プロパティを「いいえ」に戻す必要があるんだ。

Private Sub cmd登録削除_Click()
    Me.AllowDeletions = True                '削除の許可プロパティを「はい」にする
    DoCmd.RunCommand acCmdDeleteRecord      'レコードを削除する
    Me.AllowDeletions = False               '削除の許可プロパティを「いいえ」にする
End Sub
リリ
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それなら、最初から「削除の許可」プロパティを「はい」にしておけばいいんじゃない?

SE
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そう思うよね。でも「削除の許可」プロパティを「はい」にしておくと、キーボードの[Ctrl]+[-(マイナス)]を同時に押したときに、レコードを削除してしまうんだ。

ショートカットキーは便利な反面、間違って処理してしまうことがあるから、その危険を避けるため、通常は「削除の許可」プロパティを「いいえ」にしておいた方が安心なんだよ。

リリ
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いろいろと奥が深いんだね~。

もっと詳細な設定を知りたい場合、Accessで作成された販売管理システム(売上仕入在庫管理管理ソフト)のソース公開版がお勧めです。

無料 売上管理ソフト フリー カスタマイズが可能 販売管理ソフト
プロ仕様 売上仕入在庫管理(営業支援/通販機能付)ソフトです見積書、納品書、請求書、締め請求書、領収書、発注書や仕入書の発行、及び在庫計算をができます。RFM分析やメール一括送信機能もついています。ソースまで公開。カスタマイズ対応型 販売管理ソフトとなっています。。

コメント

  1. […] 顧客登録画面で登録した顧客の一覧を表示する画面だよ。(インサイトブレイン業務ソフトの場合、メインメニューの[設定]タブにある[顧客一覧]ボタンから開くことができるよ。) […]

  2. […] 顧客は、顧客登録画面で登録した内容から選択するよ。右端の[▼]をクリックするとリストが表示されるんだ。 […]

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